株式会社ICHIRYU(イチリュウ)代表の金です。
2025年も、もうすぐ終わりですね。
このブログ自体は 12月にはじめたばかりの“できたてほやほや” なのですが、
年末というタイミングなので、少しだけこの一年のことを振り返りつつ、
ゆるっとごあいさつを書いてみようと思います。
2025年は「スタートラインにちゃんと立てた年」
個人的には、2025年は
「ようやくスタートラインにちゃんと立てた一年」
だったなと感じています。
- 会社としての一期目の決算を終え
- ホームページやチラシを整え
- そして12月から、こうしてHPとnoteでの情報発信を本格的にスタート
さらに、今年は
- はじめて従業員を雇用した一年 でもありました。
一人会社の時と違って、
誰かの生活を背負いながら仕事をつくっていく感覚は、
プレッシャーもありつつ、そのぶん嬉しさも大きかったです。
不動産の仕事も、経営財務の仕事も、
「一発逆転」みたいな世界ではなく、
じわじわ積み上げていくタイプの仕事 です。
だからこそ、
- 派手さよりも「土台づくり」
- 短期の数字よりも「中長期の安定」
を意識して、
会社としての基盤と、目の前のご相談に向き合ってきた一年でした。
「不動産だけ」、「経営財務だけ」じゃない相談が増えてきた一年
ありがたいことに、この1年でいただくご相談の中身も
少しずつ変化してきました。
もちろん、
- 不動産を売る・買う
- 空き家や実家をどうするか(売る/貸す/保有する)
- 投資用・収益物件をどう考えるか
- 会社の財務を見てほしい
といった 「単体」のご相談 もたくさんあるのですが、
それに加えて、
- 「会社の資金繰りや借入も含めて、一度整理したい」
- 「法人と個人、それぞれで不動産をどう持つか考えたい」
- 「そろそろ相続も意識しながら、方向性だけ決めておきたい」
といった、
不動産の話と、お金の話(本業・家計・将来)がセットになった相談
が増えてきました。
これは、
「不動産とお金のこと、まるごと並走パートナー」
というスタンスを掲げてきた結果でもあり、
今のオーナーさんたちが、本音では
「誰か、一緒に全体像整理してくれる人いないかな…」
と感じているのかもしれないな、とも思っています。
ブログを12月にはじめた本音
── 相談に来る前から、少しでも気持ちを軽くしたい
このブログを本格的に書き始めたのは、
さっき書いたとおり 2025年12月。
まだ記事数も多くはないですが、
それでもスタートさせた理由は、とてもシンプルです。
「いきなり相談ボタンを押す前に、
頭の中を少しだけスッキリさせてもらえたらいいな」
という気持ちです。
これまでに書いた記事も、
- はじめての不動産売却の流れ
- 空き家・実家を売るか貸すかで迷ったときの考え方
- 不動産会社の選び方
- 一括査定サイトとの付き合い方
- 中小企業オーナー向けの「本業×不動産×資金計画」
- 賃貸に出すときの原状回復・退去トラブルの基本
など、
実際のご相談や現場で「よく話題にのぼるところ」から選んでいます。
ブログを読んだからといって、
必ずしも「相談しなきゃいけない」わけではありません。
むしろ、
- 「これは今は動かない方がよさそうだ」
- 「この部分は、まず顧問の先生に確認した方がよさそうだな」
といった “動かないという選択” がはっきりすることもあるはずで、
それはそれで全然アリだと思っています。
ICHIRYUが大切にしている3つの考え方
仕事の内容はいろいろあっても、
スタンスとしてはこの3つだけは大切にしていきます。
1. 不動産だけじゃなく、「お金の全体像」で考える
- この物件を売る/売らない
- この投資をやる/やらない
といった個別の判断だけではなく、
- 本業(事業)
- 個人の生活・家計
- 将来の予定(引退・相続など)
を含めた 全体のバランス の中で考えること。
2. メリットもデメリットも、そのままお伝えする
- 良い面だけを強調しないこと
- 「これはリスク高めかもしれません」
- 「今回はやらない選択肢も全然アリです」
という話も含めて、
できるだけフラットにお伝えすること。
3. 最後はご本人に「納得して決めてもらう」
- 僕が結論を押し付けるのではなく、
- 判断材料と、考え方の軸をお渡しした上で、
- 最後の決断は、オーナーご本人にしてもらうこと。
ブログも、個別相談も、
この3つのスタンスで揃えていきたいと思っています。
2026年は、もう一歩踏み込んだ話も書いていきたい
今月スタートしたばかりのブログなので、
まずは「入り口の話」が中心ですが、
2026年は少しずつ、こんなテーマにも触れていきたいと思っています。
- 中小企業オーナーの「借入との付き合い方」
- 不動産の評価の考え方(相続も視野に入れた、入り口レベルの話)
- 現場で実際にあった「こうしておいてよかった」ケース紹介
(もちろん、個人が特定されない範囲で)
あまり小難しい専門論文のような話ではなく、
「同じようなことで悩んでいる人、多いだろうな」
というテーマを、
現場の肌感覚も交えながら書いていけたらと思っています。
読んでくださっているあなたへ
ホームページやチラシ、ご紹介などから
このブログにたどりついてくださった皆さま、
そして実際にご相談・ご依頼をくださった皆さま。
2025年、本当にありがとうございました。
もしよろしければ、
「こんなことを書いてほしい」
「こういうことで悩んでいる人、多そうですよ」
というテーマのリクエストがあれば、
お問い合わせフォームやnoteなどから
こっそり教えていただけると、とても嬉しいです。
すべてに個別でお返事できないかもしれませんが、
いただいた声は、今後のブログやサービスを考えるうえでの
大事なヒントにさせていただきます。
2026年も、よろしくお願いいたします
あらためまして、2025年も一年間ありがとうございました。
2026年も、
不動産とお金のことを、
一人で抱え込まずに話せる相手
として、
- 空き家・実家のこと
- 不動産の売却や賃貸のこと
- 本業と不動産のバランスのこと
で迷ったときに、
ふと思い出してもらえる存在でいられたらうれしいです。
どうぞ良いお年をお迎えください。
来年も、株式会社ICHIRYUをよろしくお願いいたします。
株式会社ICHIRYU 代表取締役 金 大貴

